横浜市の空家活用のマッチング制度とは?

横浜市では、使われていない空き家を地域活動の場として活かすために、「空家活用のマッチング制度」を実施しています。

この制度は、横浜市内の空き家所有者と、地域活動の拠点を探している団体や事業者をつなぐものです。

制度の仕組み

空き家を持っている人(所有者)

「空き家をどうしたらいいか分からない…」

  • 空き家を放置したくない方
  • 思い入れがある持ち家を地域貢献のためにつかってもらいたい方

活用したい団体(借りたい・使いたい人)

「地域でコミュニティカフェを開きたい」

  • 地域でチャレンジしてみたい方

活用例

  • コミュニティカフェとして活用
  • 地域住民が利用できるアトリエやシェアスペースに
  • 子育て支援や高齢者の集いの場

横浜市市民協働推進センターがマッチングをサポート!

横浜市市民協働推進センターが間に入り、希望条件に合う活動団体を紹介します。

活用のチャンスが広がる!補助金・支援制度が充実

空き家を地域づくりに活用する場合、横浜市や国の補助金・支援制度が使えることがあります。

1、空家の改修等補助金(地域貢献簡易改修型)

<概要>
空き家を地域活動の場(子育て支援、高齢者支援、交流スペースなど)として活用するための改修費用を補助します。

<補助内容>
• 補助率:対象経費の1/2
• 上限額:100万円

<対象者>
自治会町内会、NPO法人、事業者など

2、住宅除却補助制度

<概要>
耐震性が不足する木造住宅等の解体工事費用を補助します。

<補助内容>
• 補助率:対象経費の1/3
• 上限額:50万円

<対象者>
解体する建築物の所有者(法人を除く)

3、身近なまちの防災施設整備事業(防災広場整備)

<概要>
老朽建築物を解体し、防災広場として整備する場合、解体工事費と広場整備費を補助します。

<対象地域>
鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、港北区、戸塚区、泉区の各一部地域、その他の地域

<補助内容>
• 広場整備費:上限75万円(自治会町内会等)

4、建築物不燃化推進事業補助

<概要>
重点対策地域等で、古い建築物を解体する場合、一部費用を補助します。

<補助内容>
重点地域
• 補助率:工事費の3/4
• 上限額:150万円
上記以外の補助対象地域
・補助率:工事費の2/3
・上限額:150万円

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注意点

•補助金は申請すれば必ず交付されるものではありません。
•申請内容が審査基準を満たしているか、予算の範囲内であるかなどが考慮されます。
•補助金を受けても、全額が賄われるわけではありません。例えば、改修工事費が300万円の場合、地域貢献簡易改修型では100万円が上限のため、残りの200万円は自己負担となります。
•申請手続きには時間がかかる場合があります。
•計画的に準備を進めることが重要です。受付は先着順で行い、当該年度予算額に達した時点で受付が終了します。

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